11/07/06 13:41:30.21 LQ0U80qr0
<堺市通り魔事件>
1998年1月8日、大阪府堺市の路上で上半身裸になった市内の無職男性(19)が
登校途中の女子高生、送迎バスを待っていた幼稚園女児(5)、その母親を包丁
で刺した。園児は死亡、他の二人は重傷。男は緊急逮捕された。
男は前夜からシンナーを吸っていたことから心神耗弱状態であったとして、
2000年2月24日、大阪地裁堺支部で一審懲役18年判決(求刑無期懲役)。
しかし男性は、心神喪失を理由に無罪であると控訴。2001年1月24日、被告側控訴棄却。
2002年2月14日までに、最高裁で上告が棄却され、一審判決が確定した。
1998年4月、月刊誌「新潮45」に男性の顔写真と実名が掲載された。
男性は、少年法に反すると編集長、筆者を名誉毀損容疑で告訴。一審では男性側の訴え
が通ったが、二審では逆転敗訴、請求棄却。2000年12月に少年側が上告を取り下げ、
新潮社の勝訴が確定した。
2000年4月、女児の両親は被告男性とその養父母に賠償を求めて大阪地裁へ提訴。
2001年1月12日、被告側と和解が成立した。和解条項によると、男性は謝罪の意を表明し、
父親に2300万円、母親に2800万円の賠償義務があることを認める、としている。