11/07/18 19:49:05.14 AAfnXFMz0
上野にこれを読んで欲しい。表情も台詞回しも完全に現代劇なんだよね。
演技の引き算
当時の女性は耐え忍ぶことが多かったと思います。
だからガラシャも、そういった部分の処世術はそれなりに備わった人だと思い、表情や所作などは気をつけていました。
それがいざ演じ始めると、自分の顔が動き過ぎることに気付きまして(笑)。
まばたきが多かったり、眉毛が動き過ぎたり、口が横に開き過ぎたり。
表情が扮装や雰囲気に合わないというか、説得力に欠けてしまうこともあり…せっかく髪や服装をつくっていただいているのに「もったいないなぁ」と。
表情ひとつにしても、引き算してそのなかで表現できることを探しています。
お芝居の動きの部分に関しても、現代劇より引き算の部分が多いです。
表情と違って単純に動きを減らすわけではなく、サイズは小さくするけど密度が高い表現。
難しいですが、彼女が生きていた期間の短さを考えると、ひとつひとつの動きやセリフが2倍、3倍濃く感じられるので、その重みを出していきたいです。
公式HPにてミムラインタビュー
URLリンク(www9.nhk.or.jp)