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[塾には通わせず、テレビは置かない。マンガや雑誌は、まず読むことが無かった。
両親は決して子供に手を上げなかった。]
御婚約決定の日、紀子さんの父・川嶋辰彦氏は、学習院大学構内での記者会見で、
こう心境を述べた。「皇室会議での御決定は誠にありがたく、皆様のご結論をつつしんで
お受け申し上げたいと思っております。この機にあたり、紀子には皇族としての
責務をしかと自覚し、自覚のもとに自重し、自覚に照らし合わせ、陛下に対して
尊敬申し上げ、礼宮さまのご指導のもとに新しい家庭、宮家の中で、気負うことなく
人間性を結実してくれればと願っています」娘を嫁がせる父親として精一杯贈る
言葉。それは、日本の親達すべてを感動させたと言っていい。辰彦氏は、さらに
こうも述べた。「私どもは、普段ケース・バイ・ケースで紀子に接してまいりました。
精神の自由、主体性、創造性に重きを置く教育をしてまいりました。しかし、
帰結に対しては自らの責任で甘受できる器となるような教育をしてまいりました」
゛塾には通わせず、テレビは置かない。紀子さんはマンガや雑誌を読むことは
まずなかった゛といわれる川嶋家の教育方針。それは、こうした辰彦氏の信条に
よるところが大きかった。それをこの時、辰彦氏は初めて公表したのだった。
辰彦氏の隣で、母・和代さんはこうも答えた。「根本的には夫の考え方に
賛成ですが、余りに自由過ぎるのもどうかと存じます。私はある程度は規則を
持って、時々厳しく娘と接してきました。自由を主張することも大切ですが、
人の和も大事であることを理解できるような子供にしたいと願ってきました」
娘の主体性を重視する父と人の和も大切と教える母。紀子さんは、この両親の
バランスの中でスクスクと育ったのである。ここでは、各マスコミでも大きな
話題となった川嶋家の゛娘教育 ゛を見てみよう。