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週刊文春(1996.10.17)
秋篠宮ニワトリ研究博士論文の「水準」 2
ナマズ見物のために、クリントン大統領の歓迎晩餐会を欠席して
批判されたり、女性問題が取り沙汰されたりと、このところ“御難”続きの秋篠宮だが、
総研大の理学博士号取得に、この日ばかりは晴々とした気持ちだったにちがいない。
まずはめでたい限りだが、一方で秋篠宮の順風満帆すぎる研究者としての門出に、
手厳しい意見があるのも事実。遺伝学の研究者が指摘する。
「 秋篠宮さまを指導してきた五條堀教授といえば進化遺伝学のボス的存在。
さらに、秋篠宮さまの過去三本の論文には、アメリカのシティ・オブ・ホープ研究所の
大野乾先生が共同研究者として加わっている。
大野先生は米国科学アカデミーの会員でノーベル賞候補とも言われる世界的権威。
無名の学者ではそんな先生と共同研究なんてなかなかできません。
実際、秋篠宮さまがどこまでご自分で研究されたのか疑問です」