11/06/02 17:41:04.09 3tIUFxW40
>>754
さり気ないセリフで見事に空気作るよね。
萩尾望都の「小夜の縫うゆかた」ていうのが、早くに母親を亡くした14の女の子が
母親の毎年縫ってくれてたゆかたを今年初めて自分で縫う…という掌編なのだけど
座敷に布をひろげて断ち始めた時に兄弟が部屋のふすまを開ける、その瞬間に
「針があるよ!」
と叫ぶ。布の上にかがんだまま反射的に言う感じなのが、ああ小さい頃、針仕事してた
母親にぺったりくっついてたのね…とわかってしまう、さり気ないながらほんのり切ない描写。
子供の頃はなんの気なしに読み飛ばしてたのになあ…シミジミ