11/05/23 20:31:19.38 VIL5Q6Fv0
>>203
あの時代は母系から父系への過渡期とはいえ
まだ財産は主に親から娘に継がれる時代だから
本来は御息所から秋好中宮に譲られるものだったんだと思う。
御息所の遺言は「娘の後見をお願い、でも手を出さないで」だから
娘が入内すると知ってたわけではなさそうだけど
源氏なら娘を生活基盤の上では蔑ろにしないと信頼してたようだから
若くて屋敷の采配も出来なさそうな娘よりは、と源氏に直接委譲したわけじゃない?
でかい家でも手入れできない家は寂れていくもの。
結局秋好中宮は入内して、里下がりの屋敷は必要になったわけだし。
ただ自分の不甲斐なさから最終的には妻を殺すほどに苦しんで
源氏が自分の恋のなかでは圧倒的に不幸にした人から
譲られた家を改築してハーレムにしたあたり、
お前そりゃ祟られるよwと言いたい。
源氏って上にも出てるように、情緒的で色んな人に(ある程度適切に)優しく出来るんだよね。
それなのに自分と対等に話せて、時には弱みも見せられるような、
本来この人にこそ優しくしなきゃならない近しさにある
紫の上や花散里などには「お前とはもうツーカー」みたいな甘えと言うか
自分は女心わかってるとタカ括ってる部分がある。
源氏がちょっと距離がある人間や、目下には表面上の眩さでチヤホヤされるけど
最終的には孤独で虚しくなったのって、自分の虚しさや孤独を癒してくれる人を
本当の意味では大事にしきれなかったからだと思う。