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国の放射性物質拡散試算図 福島県も即公表せず
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放射性物質の拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の拡散試算図について、
福島県が福島第1原発1号機で水素爆発のあった翌日の3月13日に入手したにもかかわらず、内容を公表しなかったことが分かった。19日の県議会全員協議会で佐藤節夫生活環境部長が明らかにした。
試算図は30枚で爆発前の12日午前3時から爆発後の13日午前8時まで1時間置きに1時間後の拡散状況を予測した。県は経済産業省原子力安全・保安院に提供を求め、13日午前10時37分にファクスで受け取ったが、公表しなかった。
佐藤部長は「試算図は放出量の最小単位を毎時1ベクレルとして推定し、現実とかけ離れていた。既に過去のデータとなっていて信頼性に欠けると判断した」と説明した。
県によると、試算図は当日の気象データに基づいて予測したが、正確に把握できなかった放出量は毎時1ベクレルと仮定していた。
議員からは「100%信頼できないにせよ、避難者の命を守る観点からデータを活用しなかったのは残念」と県の対応を批判する指摘があった。
SPEEDIについては当初、国も公表せず、原子力安全委員会が3月23日に初めて公開した。
県までは情報が来てたのね…