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チェルノブイリでも急性被曝で死亡した人は多くなかったが、事故後にがんで多くの人たちが亡くなった。
イギリスにあるセラフィールド ( Sellafield ) の使用済核燃料の再処理工場に勤務する人たちの子どもには白血病のリスクが高い。
これは父親の吸収線量と関係があり、子どもたち自身は放射線にさらされていない。
まず、危険度は半減期によって変わってくる。ヨウ素は8日間でほぼゼロになる。
セシウムの半減期は30年、セシウムはカリウムのように体内で代謝されるため、一回限りの摂取なら数カ月後にはなくなる。
ストロンチウムは体内に蓄積され、死ぬまで残る。
ここでも人体への影響は半減期に左右される。
ストロンチウムはカルシウムのように骨に蓄積されるため消えることはなく、骨髄は絶えずβ線の影響を受けることになる。
子どもの骨髄は脂肪が少ないため、のちのち白血病になるリスクが大人よりも高い。
プルトニウムは一度体内に入ったら決して消えない。ごく微量の摂取でもがんを引き起こす。
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