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ICRP(国際放射線防護委員会)では、原子力災害発生時(緊急時)の勧告を出しています。
比較のため、飲料水1キログラムあたりの摂取制限量を見てみましょう。
世界保健機関(WHO)からの提言にあるとおり、
「緊急介入レベル」(Operational Intervention Levels (OIL's))では、
放射性ヨウ素131(I-131)だけでも3,000 Bq/kgとなっています。
たったいま示したように、日本では、300Bq/kgですので、
大きな違いがあることがわかると思います。
これは、1年間の甲状腺被ばく上限値の違いや、飲食物の摂取量の違いに原因があると考えられます。
他方、緊急時における乳幼児に対する上限は、WHOでも100Bq/kgとなっています(WHO Radiation emergencies)。
この値は、今回の事故に伴う対応として厚労省から通知された、
乳児による水道水の摂取制限量と同じになります。
URLリンク(tnakagawa.exblog.jp)
東大病院で放射線治療を担当するチームのブログより