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▼「暴走ありえない」
原子炉で使い終わったウラン燃料は核分裂反応を終えても
熱を出すため、冷やし続ける必要がある。燃料プールは、
この使用済み燃料を水中で保管し冷やすための施設。
建屋の最上階にあり、深さ10メートルほど、
通常の水温は40度前後に保たれている。
プールの冷却水の蒸発が進めば、燃料棒が空気中に露出。
燃料棒を覆っているジルコニウム合金製の被覆管と水が
化学反応を起こしてもろくなり、燃料棒が破損する恐れもある。
そうすると、高いレベルの放射性物質が大量に放出される
恐れもあるという。ただ、宮崎慶次・大阪大名誉教授
(原子力工学)は「燃料プール内の過熱はいわば残り火の状態。
核分裂の連鎖反応は止まっており、
チェルノブイリ原発事故(1986年)のような暴走はありえない」
と冷静な対応を呼びかける。