11/04/11 15:10:33.00 6NZi2Z2h0
東日本大震災:福島第1原発事故 野馬追の主役、肋骨浮く--福島・南相馬
福島第1原発の事故で、国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのまおい)」に出走
する馬の一部が福島県南相馬市に取り残されたままになっている。馬主が避難したためで、
同県相馬市のNPO法人「馬とあゆむSOMA」事務局の川嶋麻紗美さん(31)らは、屋
内退避区域内の被災馬を保護し、北海道などの牧場に預ける活動を続けている。
今月4日、走ることができないオスを南相馬市内の公道で保護した。前後の左脚には地震
の揺れで負ったとみられる捻挫のような傷。腹には肋骨(ろっこつ)が浮いており、エサが
ないため体重が20~30キロ減ったとみられる。
避難指示区域内には数十頭の馬が残されているとみられる。川嶋さんは「被災馬たちは余
震の中で懸命に命をつないでいる。それでも避難指示でどうにもできない現状がもどかしい」
と嘆く。【写真・文 津村豊和】
URLリンク(mainichi.jp)