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東日本大震災:「心のケアが大事」 被災地で緊急医療、日田の岩里医師戻る /大分
東日本大震災の被災地の福島県相馬市で緊急医療活動に携わった日田市の岩里正生医師(54)=医療法人聖陵岩里病院理事長=が戻り、
28日、「心のケアを含め、本当に必要な医療はこれから」と語った。理学療法士の桑野早苗さん(31)とともに22~26日、
避難所を駆け回った。
秋篠宮妃紀子さまの実弟で東京農大講師の川嶋舟(しゅう)獣医師(37)の「医療SOS」に応えた。岩里医師は紀子さまの父の
川嶋辰彦学習院大教授とはカンボジアやタイでの「海外協力研修プログラム」(GONGOVA)仲間で、舟さんとも十数年来の付き合い。
舟さんは妻の実家の相馬市を訪問中に大震災に遭い、そのまま救援物資活動などを続けている。
医薬品や漢方薬などを持参した岩里医師らは、現地の開業医8人が4人1組で回る避難所10カ所に同行。「家族を亡くしたショックや
避難生活ストレスのため、高血圧患者が多い。放射能を恐れて窓を閉め切り、暖房で空気が乾燥して脱水症状の患者も目立った」。
特に、桑野さんのマッサージやラジオ体操が大人気だったという。
最後に「避難生活の長期化で、将来の不安に対処するカウンセリングが最も大事」と語った。【楢原義則】
毎日新聞 2011年3月29日 地方版
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