11/02/04 21:49:27 U2soouxe0
「彼女はどうすれば男が自分に飽きるかよく知っていた。けれども彼女は
男を飽きさせることに少しも飽きてはいなかったのである。」
(「鏡子の家」三島由紀夫)
…私はこの言葉を見つけた時には本当に驚いた。これはまさしく私のこと
ではないか。二十代から三十代にかけての私は、同じようなことを繰り返し
ていた。(中略)私はこの事態を自分の魅力と策略のなさゆえだと思って
いたのであるが、この言葉を見つけてすべてがわかった。
↑「林真理子の名作読本」より。う~ん、何も分かっていない気がする。