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ＳＮＳ「身元調査」にご用心
MSN産経 2011.1.31 10:25
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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「今夜は２人で泊まるらしいよ」。
東京都内の高級ホテルの飲食店でアルバイトをしていた女性が１月１１日深夜、
元日本代表のサッカー選手と人気モデルのデートをツイッター上に実名で暴露し“炎上”した問題。
ツイートからわずか５時間足らずで、ホテル名はもとより、彼女の所属大学、
本名、顔写真とされるものまでが探し出され、時々刻々とネット上にさらされた。
あるブログによると、“身元調査”の仕組みはこういうことだ。
匿名アカウントから本名を類推→ミクシィの参加コミュニティーから大学名→
ツイッターの写真からホテル名→グーグル検索で大学学部、部活動、
実名→昔のツイートから飲食店名→フェースブックから顔写真。
最終的な事実確認は取れていないが、あり得る手法ではある。
直後にこれらのアカウントが次々と閉鎖されたことが、事実関係を証明したと印象づける結果を招いた。
ホテルは翌１２日、公式サイトに謝罪文を掲載。彼女は処分を受け、ホテルを去った。
「匿名ならバレない」と思ったのだろう。
確かに、実は過去にも財界の要人や有名ミュージシャンの訪問に触れていたのだが、
今回までは発覚しなかった。
ところで、ホテルは採用時に個人情報の守秘義務について説明し、誓約書も作成していた。
アルバイトの履歴書に電話番号や住所を記載するように、
ＳＮＳのアカウント名も届け出なければならない日がくるかもしれない。