11/01/29 19:49:38 8atLuzMU0
大阪の過酷な労働に耐えて金を貯めて整形しただけでも、良い悪いは別にして「すげぇなぁ」と思うのに、
無人島での自炊生活は脱帽した
針と糸で釣りをしたり、飲み水がなくて脱水症状になったり、トリカブトをうっかり食べてしまったり…
スティーブンソンの小説『宝島』を思い出した。たくましいの一言じゃ語りつくせない
たった1人でよく2年7カ月も逃げ続けたなぁ…。普通の人なら途中で諦めたくもなるのに、
どうしてそれが出来たのだろうか?
逃走中も、色んな人に支えられてきた印象。市橋さんは、素直に人に頼ることが出来た事が、
逃走を長引かせた要因の一つかもしれないと思いました
例えば、市橋さんが千葉のマンションから警察をふりきって逃げた時、隠れていたらマンションから人が出てきたので
「ヤンキーみたいな人に追われている。かくまってください」とお願いしている
青森でも沖縄でも、「住むところがないんです。仕事をください。寝泊まりは外でもかまいません」と素直に
いろんな人に頼っている
大阪でドカタ仕事をしている時も、作業経験がなく仕事覚えの悪かった市橋さんがなぜ、周囲の人間から重宝されていたのか?
それは、どんな罵声を浴びせられても、どんな仕事でも、毎日仕事があっても「はい。わかりました」と素直に働き続けたから。
自分の事を虫だと思い続ければ耐えられたそうだ
「本当に助かっている。いつまでも居てほしい」と現場監督から言われただけある。昼間働き、夜は仕事がなかった日には、
働きたくて仕方がなかったそうだ。
市橋さんの犯した罪は許されるものではないし、逃げ続けたことも許される事ではありません
ですけど、よくもまぁここまでやったものだ、と思えました
僕は新卒で就職し、耐えられずにすぐに辞めてしまったクズなので、逃走資金の為とはいえ、
ここまで働き続けられた根性には感服しました