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野田聖子インタビュー 2006年12月1日
「通常の人は、妊娠とは、セックスして受精・着床するものだという前提で考えます。
しかし私のように生殖補助医療を受けている人間であれば、
それ以外にも妊娠の手段がいくらでもある事実を知っています。
体外受精や顕微受精もあれば、代理母による出産もある。
死後凍結精子を使った受精、出産だって選択肢の1つです。
日本には世界に冠たる高度生殖補助医療の技術が既にある。
患者が主体的に、自己責任で自己決定して選んだ道です。なぜ第三者が目くじらを立てて批判するのでしょうか。
理由は、誰が『母』か、法律に明記されていないからなんです。民法の不備です。
民法は100年前、明治時代の判断基準でつくられました。100年前にはDNA鑑定も高度生殖補助医療もなかった。
目で見て、子供を産み落とした人を『母』とする解釈が正しいとされた。でも今は飛躍的に科学が進歩した。
これに法律が追いついていない。速やかに今の時代にあった法律をつくるべきです。」
「夫婦またはカップルが、2人で話し合い、
どこまでなら自分たちの子供と認めることができるのか、 当事者が決めればいい。
法律で区切ったとしても、技術的に可能なことならアングラで行われるでしょう。
今の技術で安全・確実にできる手段なら原則自由にするべきです。」
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