10/12/17 20:16:19 3zLbkIzt0
MSKはちょっとだけ悲しんだ。
彼女は彼女の棲家である御所から外に出てみようとしたのであるが、
腹が出口につかえて外に出ることができなかったのである。
今はもはや、彼女にとっては永遠の棲家である御所は、
出入口のところがそんなに狭かった。そして、ほの暗かった。
強いて出て行こうとこころみると、
彼女の腹は出入口を塞ぐ栓となるにすぎなくて、
それはまる17年の間に彼女の体が再度発育した証拠にこそはなったが、
彼女を狼狽させ且つ悲しませるには十分であったのだ。
「まあいいか、楽チンだし(にやり)」
(以下略)