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しかし、そこで先生乱入。すぐに止められた。
その時は「チェ、殺りそこねたな。これで済むと思うなよ」と腹の中で
思っていた。その後、職員室や校長室によばれ、あれこれ問いただされた。
「3階から突き落とすっていうのは本気じゃないだろうね?君は
そんな生徒じゃないことはよく分かっているんだよ」と優しく言われたので、
「いえ、本気です。今後は先生を当てにせず、自分で解決することにしました。
次は、校内で殺人事件が起こると思ってください」
と先生に宣言した。校長先生は赤ら顔だったが、ドス紫に変わったのを
今でもハッキリ覚えている。その夜(数日後かも?)校長先生はストレスから
血を吐いて救急車で運ばれた。それについては気の毒に思っている。
父親は学校に呼び出され、ことの顛末を聞いて
「いやあ、ウチのバカ娘が申し訳ないww」と口先だけヘラヘラ謝ったりしたが
「お前よくやったなあ!!」とフランス料理のフルコースを食べさせてくれた。
イジメの首謀者とは、その後和解し、お互い無難に過ごすことができた。
しかし、あの瞬間、本気で相手を殺そうとしたことは間違いない。
我が子には絶対いじめをするなと教えている。モラルの問題だけでなく
命に関わるハイリスクな行為だから。