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宝塚のツリーハウス、解体へ 21日に最終公開
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
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宝塚市下佐曽利の造園家梶屋幸伸さん(35)が、3年半かけて手作りした「ツリーハ
ウス」が、引っ越しで間もなく取り壊される。マーク・トゥエインの名作「トム・ソー
ヤーの冒険」をほうふつさせる立派な作りで、下を通る車が止まって記念撮影するほど
の“名所”だった。21日の最終公開では、屋根裏もある内部の見学や、梶屋さんがツ
リーハウス作りのノウハウを語る時間もある。
28歳で独立した梶屋さんは、自宅兼資材置き場として2006年に同所の借家に引っ
越した。庭にそびえる約20メートルのカシを見上げたとき「ツリーハウスを作れるの
では」とひらめいたという。
作り方は独学。幹からさまざまな方向に立ち上がっている枝の間に床を張り、試行錯
誤を繰り返し、仕事の合間に少しずつ作った。できるだけ木肌に傷を付けないよう幹に
ゴムを巻いた所もある。電気や水道も付け、屋根裏には天窓も設けた。総工費は約20
万円。材料の大半は、製材所や解体業者から集めた廃材を使った。
地上4メートルの高さにあるベランダ付きの「1階」は、約13平方メートル、屋根
裏部屋は約10平方メートルある。机と椅子も作り、昨年から毎月1日だけ定員3人の
カフェも開いてきた。
しかし、賃貸契約が期限切れとなるため、引っ越しすることに。ツリーハウスは解体
するが、問い合わせも多く、解体前の21日午前10時から午後4時まで、最終公開す
ることを決めた。同日は、午後1時から、建造中の写真を披露する「ツリーハウス作り
方講座」も開き、梶屋さんの妻が作る天然素材の石けんも販売するという。
梶屋さんは「完成させたことで満足しており、壊すことに未練はない」と話している。