10/11/21 09:10:31 /uZdWjiv0
241さんの書き込みで能登にある大谷派の末寺の訴訟を思い出した。
能登は月参りはないので最低500軒檀家がないと専業ではやっていけないそう。
昔は能登もそれなりに人が住んでいたし世帯数も多かった。でも今は過疎に悩む自治体多し。
そんな地域のお寺が蓮如を記念するという名目で本山から500万の上納金を求められた。
本山は「この末寺なら檀家もたくさんあるからこのくらいは出せる」とふんで求めてきた。
しかし本山で持っている資料というのは実は明治の初めころに作られたもので、その当時は確かに
そのくらいたくさん檀家があった。でも今は時代が変わって檀家は減りまくり、能登で専業でやっていけるほど
のお寺はそれほど多くない。
もちろん500万求められたお寺も「今はそんなに檀家がないのに」と困り果てた。
どんなに檀家の人に頑張ってもらっても半分も集まらない。自腹の分を足しても半分ちょっと。
それで仕方なく現状ではこれだけしかできないと告げて300万ほどを本山に上納したそうだ。
しかし本山は規定どおりの額を納めるようにと翌年「未納分をお願いします」と求めてきた。
もちろんそんなものは払えるあてもない。すると本山は意地悪していろいろ不利な扱いをしたそう。
それでそのお寺もついに堪忍袋の緒が切れ債務不存在ということで民事提訴を本山にしたという話。
これはどう決着付いたかは知らない。でもこんなことはこれから全国規模で起こってくると思う。
特に過疎になっている土地では。本山もひどいよね。明治の初めの資料を持ち出して「ここは檀家が多いから」なんて。
(明治の初期だと新潟のほうが大阪より人口が多かったというから、現代からは信じられないような状況だった。)
もう時代が変わったんだから。本山も毎年檀家数を調査すべき。完全に本山の怠慢だと思わない?