10/09/24 20:37:30 jsSTAvdl0
弓月光の「エリート狂騒曲」
昔は主役の哲矢に感情移入してて、シノダ先生に代表される汚い大人や
受験システムそのものに反感を持ったし、真っ向からそれに勝負して実力で勝ち抜く
哲矢に喝采を送ったものだけど、今思うとシノダ先生って極めて真っ当な人だった。
確かに哲矢には辛く当たってたし、理不尽な言いがかり付けたり嫌がらせもしていたけど
哲矢みたいな自分のテリトリーを侵すわけのわからない生徒が居たなら、まともな大人は
ほかの生徒におかしな影響を与える前に排除しようとするだろうし、哲矢が失恋で凹んだ時は
大人として彼を慰めたりもしている。そのあげく心を病んで病院送りになったり、定年間近で
哲矢と唯の子供を受け持つハメになったりと、彼の人生は哲矢によって大きく狂わされたのだと
思うと切なくなった。
あとあの漫画、塾のえらいさんに気に入られるため母親が色仕掛け使ったりしてて、
あの頃は「母親なんて、そんなおばちゃんに性欲を刺激される男いるわけないpgr」
としか思わなかったが、今思えば小中学生の母親なんて30代半ばでもおかしくないし、
おっさんが食指を動かされるのもぜんぜんアリなんだなーと感慨深かったw