10/09/07 15:54:11 UbbAPDA50
ソ会長が杭に関心を持ったきっかけは25年前。ある老婆から聞いた、こんな話でした。
「おばあさんの舅(しゅうと)が杭を打ち込んだと言うのです。日本人に連れて行かれて打ち込んだと言うのです」
(民族精気宣揚会・ソ・ユンハ会長)
ソ会長とともに、杭が見つかったソウル近郊の山に入りました。この岩場に鉄の杭が幾つも打ち込まれていたといいます。
ここが子宝に恵まれるよう祈る民間信仰の場だったことから、地元では杭が打たれた理由について、まことしやかに、
こう伝えられています。
「日本人がここに鉄杭を打ち込んだのは、この土地に暮らしている人々の中から、立派な人物が生まれないようにする
ためだと言い伝えられています」(民族精気宣揚会・ソ・ユンハ会長)
とはいえ、この「呪いの杭」伝説、韓国でも専門家の間では懐疑的な意見の方が多い。
「測量のためだったこともあり得ます」(セジョン大学・パク・ユハ教授)
一方、パク教授は、この荒唐無稽とも言える話が今もって韓国に存在する背景を、こう分析しました。
「実際の目的とは関係なしに(植民地時代)当時の人が感じた被害意識、あるいは抑圧意識が『杭』のような形で
信じられるようになったと考えます」(セジョン大学・パク・ユハ教授)
風水に基づいて建設された首都ソウルで、日本は占領時代、支配の象徴・朝鮮総督府をまるで杭を打つように王宮の中に
建設しました。日本支配が風水に結びつけられる一因がここにあるのかもしれません。
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