10/08/16 21:48:06 IZn+SNzj0
子供を持つか持たないか、それは夫婦の中で完結すべきことだと思っている。
当人同士が納得しているのなら、どんな選択も(倫理に反しない限り)ありだろうし、
当人以外の人間があれこれ言うべきものでもないはずだ。
だから、「子供を産まないと思うんですけど、私が嫁でいいですか?」とは夫の家族に尋ねてはいない。
けれど。
義理の父にも母にも、私の母にも、申し訳ないことをしているとは思う。
無条件に可愛いはずの孫を、私は彼らに渡せないのだ。
あからさまに孫を要求されたことはない。そこには彼らの私への思いやりと遠慮がある。
応えられはしないけれど、要求されて当然の希望を、言わずに飲み込んでいる様子を見るにつけ、
ごめんなさいという気持ちにはなる。
夫も、「実はコイツ子供が欲しかったのか?」と思うような姿を時々見せる。
血の繋がった姪を心から可愛いと思っているらしく、会えばとても楽しそうだ。
一度、私が妊娠したかも? ということになったとき、
困っていた私に比べ圧倒的にお気楽で(自分じゃないから当然だが)楽しそうだった。
それを見た私は、とても複雑な気持ちだった。」
子供のいない生活を、心から望んでいたわけではない。
けれど、子供を産みたいと心から望んでいたわけでもない。
不妊だったのかどうかすら、わからない。
なので、非難されることを覚悟で言うが、不妊で死ぬほど悩むという気持ちが今ひとつわからない。
子供を持たなければいけない
そういう価値観が私にはないからだ。
けれど、「子供なんか要らない」と積極的に思っていたわけではないから、
望み通りの生活か? と問われれば「決してそうではない」ということになろう。
私に子供がいたらどうだったろう?
それは究極の「たられば」の話で、想像する価値すらない、意味のない話だ。