10/08/16 21:46:28 IZn+SNzj0
私たち夫婦には子供がいない。
私の年齢（今年の春で43になる）から考えれば、
この先も出産する機会に恵まれるとは到底思えないので、
子供のいない夫婦としてこれから先もやっていくのだろうと思う。
（もちろん夫が別の人との子供を持つというような可能性もありはするがここではないことにしておく）
私の結婚は遅く、36歳だった。さらに夫は私より7年も遅い生まれなので
、当時は30歳になる前だった。結婚する前、私は夫に何度も確認した。
「子供が欲しいと思っているのなら、いずれは･･･などと言っている暇はなく、今からそれなりの努力が必要になる。
それでも子供は望めないかもしれない。私はそこまでしても子供が欲しいと思ってはいないけれど、これは独りで決めることじゃない。
極論を言えば、どうしてもいずれ自分の子供が欲しいのなら、相手は私じゃないほうがいいこともあり得る。どうする？」と。
「別にどうしても子供が欲しいと思っているわけじゃない。出来たら出来たで、出来ないなら出来ないで、やっていくしかないじゃないか」
そう言われたので『子供のいない人生』を前提に私たちの生活はスタートした。
自然に任せていて普通に子供が出来る確率は、大変低い。そういう年齢だった。
子供が嫌いなわけではない。ただ、「子供を産んで一人前」だとか「血を継ぐべき」だとか
そういう考え方は身震いがするほどイヤだった。
子供を産むことを人生の中での「任務」とは考えていなかったために、機会を逸した･･･と思う。