10/06/09 03:06:50 O
小綺麗でファンシーな部屋。彼女は熊の顔をした大きなクッションに座り、鼻唄を唄いながら足指にペディキュアを塗る。
流行りの音楽が流れ、アロマのロウソクが揺らめいている。引き締まったスポーツブラとパンツには、うっすらと汗がにじんでいた。
隅に置かれたルームランナーは、まだ電源が入ったままだ。
『知られてはいけない』彼女は一日の疲れを消化するように、有意義な時間を過ごしていた
『絶対に、知られてはいけない』
ただの汗ではない、僅かな脂汗を浮かべた彼女
『この私が・・』
その手には、アスタット軟膏が握られていた