09/11/24 17:31:28 O
「じゃあ行ってくるわ」
「マスター行かないでー」
ミクがいつものように抱きついてきた
「また帰ってきたら遊んでやるから、おとなしくしとけよ」
ミクは「はぁい」と言って、僕を上目遣いで見つめた
僕は無視して部屋を出ると、再び歌いだした
リビングに行くと、弟とその友達がテレビを見ていた
両方ともピアスに茶髪、昨日の夜もドンチャン騒ぎをして、近所から苦情から来た
典型的、僕の嫌いなタイプだ
「賢司、今日も泊まりぃや」
「ええよ」
(くそっ、さっさと帰れよ)
心では思っていても口に出せない自分が情けなかった
ドンドンドン
やかましい音で下りてきたのは弟のもう一人の友達だ
坊主に鋭い目付き、僕の大嫌いなタイプだ
「ヒッヒッヒwww」
「どうしたん直人?」
「ヘヘッ、いやなぁ、傑作やねん。」
嫌な予感がした
「うっさいからさぁおもいっきり腹蹴ったら
白目向いて泡ふいてんwww」
えっ?
「マジ?見に行こうやwww」
僕は3人より先に部屋へかけ上った
すると、案の定ミクが倒れていた
「マスタァイタイヨ」