11/12/07 01:37:38.41
先月某日、都内で漫画家・出版関係者が100名以上集うオフ会が催された。
その参加者の中にあって山本夜羽音先生が、東日本大震災による被災地支援の枠組みからこぼれ落ちてしまう子供たちの心の
ケアを願い、「娯楽物資」の支援を呼びかけていた。
それが、『おたぱっくQB(救援便)』である。
現地では冬の寒さに備えて暖房器具等の支援が必要な状況ではあるが、同時に必要でありながら顧みられることが少ないのが
「娯楽」、特に子供たちを元気づけるモノ。
そこで、プロの漫画家やイラストレーターが避難所や施設を訪れて「似顔絵」や「漫画の描き方講座」などを実施しつつ、
全国から集まった支援物資を、被災地のニーズに合わせて再梱包して直接搬入する活動をこれまでに実施している。
そして現在、「被災地の子供たちにXmasプレゼントを贈ろう」と、中古の携帯ゲーム機とソフトや、ゲームを扱えない小さな
子供向けの玩具（新品限定）として、プリキュア、ゴーカイジャー、仮面ライダーフォーゼ、アンパンマン、ドラえもんなどの提供を募っている。
山本先生のお話によると、NPOやボランティア団体などから絵本が現地に届けられているものの、すでに避難者がいなくなった
施設にそのまま放置されていたりと、「必要な人に届いているとは言いがたい」状況だという。
「非実在青少年を救うより、現実の子供を救うべきでしょう」と山本先生は、力強く言っていた。
なお、12月7?8日（水、木）12:00?21:00の日程でXmas前の一斉倉庫整理を、高円寺・『素人の乱12号店』にて行なうそうなので、
「手伝えるよ!!」という人は、Twitterにて「#otapacqb」か「#おたぱっくQB」のハッシュタグで情報を追って申し出よう。
もちろん、支援金のカンパも募集中である。
なにしろ、漫画家さんたちが車をレンタルして現地に向かう費用も、現時点で100%支援金だからだ。
オフ会に置かれた募金箱を山本先生が持ち帰るとき、ほとんど小銭の音がしなかった。
参加された漫画家さんや出版関係者の人たちが、次から次へとお札を入れていってくれたから。
しかし、活動を継続していくには、まだまだ皆の助けが必要。
『おたぱっくQB』と一緒に、子供たちを助けて欲しい。
協力してくれる一人ひとりがヒーローだ!!
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