11/11/17 01:20:09.66
県内の自治体のトップが来年度の行政の課題について話し合う会議が鳥取市で開かれ、
漫画を生かした地域活性化の取り組みなどについて意見を交わしました。
鳥取市で開かれた会議には、平井知事や県内の市町村長などが出席し、はじめに平井知事が
「経済情勢がひっ迫していて地方財政に影響を及ぼしかねない。さまざまな課題について
市町村とともに議論していきたい」と挨拶しました。このあと、県の担当者から来年、米子市で
開かれる「国際マンガサミット」をきっかけに漫画を生かした地域の活性化につながる取り組みを
市町村から提案してほしいと要望しました。
これに対して、市町村長からは「国際マンガサミットの盛り上がりが来年だけで終わらないよう
漫画を活用した事業を支援するための基金を作ってはどうか」とか「外国人の観光客のために
通訳を置いて欲しい」などの意見が出されていました。
また、県内の小学校と中学校の一部の学年で実施している少人数学級を増やすための
来年度以降のスケジュールや市町村の負担額の案が示されました。
これについて市町村長からは「教室が足りなくなる学校が想定されるので配慮してほしい」などの
意見が出されましたが、来年度からすべての学年を対象に実施することを基本に県と市町村が
協議していくことを申し合わせました。
会議の後、平井知事は、「漫画を生かした取り組みを全県的に進めていく理解は得られたと思う。
少人数学級の実施について課題も指摘されたが、解決できると思うので来年度の実施に向けて
教育委員会同士などで話し合ってもらいたい」と話していました。
NHK
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