11/11/10 01:26:49.52 hWCiORoA
>>168
■世界経済の中核になったASEAN。この地域を、どのように自国に有利に取り込むか。
◆ASEAN(東南アジア諸国連合10ヵ国)…ラオス、フィリピン、カンボジア、タイ、ブルネイ、シンガポール、ミャンマー、インドネシア、ベトナム、マレーシア
先ず、このASEAN地域を巡って新たな自由貿易圏構想を打ち出したのが、中国。日本と韓国を引き入れて《ASEAN+3》を打ち出した。
当然、アメリカはこの動き《中国の経済的征服》に警戒感を持った。
巻き返しを図ろうとアメリカが注目したのが、ブルネイ、シンガポール、ニュージーランド、チリの4ヵ国が先行的に結んでいた多国間FTA《TPP》。
それを拡大した。
◆TPP9ヵ国…ブルネイ、チリ、ニュージーランド、シンガポール、米国、豪州、ペルー、ベトナム、マレーシア
TPPには、マレーシアやベトナムなど急速な経済成長を遂げている国も含まれ、貿易政策としては重要。
最終的には、一つのもの《FTAAP》になる。
つまり、『TPPは単なる経済上の利益を争っているのではなく、より大きな貿易体制・経済の仕組み《FTAAP》を、
アメリカ流か中国流か、どちらの価値観・方法・アプローチでやるのかということ』。
だから、中国にいかなる国からもTPP参加要請が来ないのは、当然とも言える。
【TPP】中国の思惑 日米“再接近”を警戒 「孤立戦略」に反発 スレリンク(newsplus板)