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10月25日、国内最大手のアニメ制作会社東映アニメーションが、平成24年3月期業績予想の
上方修正を発表した。修正されたのは第2四半期と通期の連結業績予想、7月25日の発表に続き
今期2度目の修正となる。同社の業績好調ぶりを際立たせている。
第2四半期の連結予想は、これまで140億円としていた売上高を160億円に、営業利益20億円を
26億円に、経常利益22億円を28億円に、四半期純利益13億円を17億円にそれぞれ引き上げた。
また、通期連結は242億円から290億円に、営業利益31億円を40億円に、経常利益34億円を
42億円に、四半期純利益20億円を25億円に変更した。
通期売上高は期初予想の211億円から37%以上多くなると見通す。これは平成23年3月の
266億2200万円を上回り、過去最高となる。
東映アニメーションは業績修正の理由として、『ワンピース』と『スウィートプリキュア♪』の
好調を挙げる。第2四半期では『ワンピース』のキャラクター商品、イベント、DVDなどが
予想を上回った。さらに通期については、『ワンピース』と『スウィートプリキュア♪』の
国内キャラクター商品の好調な稼働が見込まれるとしている。
キャラクターや玩具、エンタテイメント関連企業は、ビジネスのヤマ場が年末年始になることから、
シーズン前の大幅な業績修正に慎重になる企業が多い。そうしたなかでの修正だけに、
年末年始商戦の結果によっては、さらなる業績の変化もあるかもしれない。
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業績予想の修正に関するお知らせ
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