11/10/12 15:33:17.06
毎年恒例の韓国内最大ゲームショウG-STAR 2011にソニーコンピュータエンターテインメント
(以下SCEK)、韓国マイクロソフト(以下MS)、韓国任天堂等3大ビデオゲーム企業が参加を
しない予定である。
11月10日から13日まで釜山(プサン)ベクスコで進行されるG-STAR 2011にはNCソフト、
ネクソン、ネオウィズゲームズ、ブリザードなどG-STARに毎年参加してきたオンラインゲーム
企業をはじめとしてレッドファイブ、ビッグスプーンなど大型の新作を保有している企業等も
参加して多様な情報を公開する予定だ。
だが、去年コンソール部門で参加したMSとSCEKのような企業は不参加意思を明らかにしている。
特にこれら企業が昨年のG-STAR 2010現場でオンラインゲーム一色の現場の雰囲気を
感じたためと考えられる。(東京ゲームショウとは違い韓国ではオンラインゲーム中心のブース
が大半を占める)
SCEKは来年に発売されると見られるPS VITAの広報のためにG-STAR 2011に参加すると
予想されたが、内部事情のため今回のG-STARには参加しないとのこと。
昨年のG-STAR 2010で期待以上の成果を上げることができなかった点もあるが、最近ゲーマー
を対象にした自社行事を実施し、今後発売されるゲームラインナップを公開するなどの活動を
したとのことも今回のG-STAR 2011の不参加理由に選ばれる。
MSの場合はG-STAR2011より自主的に進行するゲームフェスティバルに重きを置いている。
まだMSが実施する行事の名称と場所、時期は決まっていないが、ゲーマーを対象にXbox360で
発売される多様なゲームをリリースして多様なイベントを進行するという大きい絵は描かれて
いるとのこと。
事実G-STAR現場でビデオゲーム企業の姿が見られないのは今回が初めてでない。粘り強く
不参加してきた任天堂を除いてもSCEKとMSは特別な話題がない年にはG-STARに参加を
しなかった。このような決定の原因では韓国内ビデオゲーム市場の規模が小さいという点と
G-STAR運営自体がオンラインゲームに大きい焦点を置いているためと分析される。
また、韓国内報道機関やはりビデオゲーム業界の動向に大きい関心を見せなく、ビデオゲーム
企業が広報効果を狙いにくいという点もこれら企業等がG-STARに集中することができない
原因といえる。
ビデオゲーム企業がG-STAR 2011に参加しないという便りに韓国ゲーマーは残念だという反応と
企業立場を理解するという立場を同時に見せている。自分たちが好むビデオゲームに接すること
ができないのは惜しいが、劣悪な韓国内ビデオゲーム市場現況を考えるならば参加決定が容易
ではなかったことというものがゲーマーの一般的な反応だ。
業界のある関係者は“韓国内ゲーム市場でビデオゲームが占める比重は事実大きくない。
特にオンラインゲームの成長の勢いと比較するならばビデオゲームの相対的劣勢はより一層
目立っている。だが、ファンサービスという次元で参加を決めたとすればどうだっただろうかと思う
物足りなさが残るのも事実だ。企業にその責任を問う訳には行かないが、行事の多様性という
側面でG-STAR 2011は残念な思いをしなければならなくなった”と話した。
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