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Appleのスティーブ・ジョブズ氏は米国時間の2011年8月24日，CEO（最高経営責任者）を
辞任すると表明した。COO（最高執行責任者）のティム・クック氏がCEOに昇格し，Jobs氏は
取締役会会長に就任する。
Apple関係者に向けた書簡の中で，「AppleのCEOとしての責務を果たしたり，期待に応えたり
できなくなったときは，真っ先に皆さんに知らせると常々言ってきました。残念ながら，
その日が来たということです」と述べたJobs氏。
これまでAppleを牽引し，躍進させてきたJobs氏のCEO辞任は，Appleファンにとって
気になるニュースだろう。
Tim Cook氏といえば，2005年にCOOに就任以来，Jobs氏の右腕として活躍してきた。
Jobs氏が病気療養中にはCEOの代理を務めたこともあり，Jobs氏やAppleファンからの
信頼は厚い。
Jobs氏は，「新たな役職で，Appleの成功を見守り，貢献できることを楽しみにしています」
と述べており，今後も経営に関わっていくと見られるが，Cook氏にバトンが渡ったことで，
同社の世代交代は進んでいくことだろう。
“偉大すぎるリーダー”であるJobs氏が第一線を退いたあとのAppleを，Cook氏が
どのように舵取りしていくか。今後も，同社の動向に注目していきたい。
4Gamer.net
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