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米Flurryは米国時間2011年7月25日、モバイル端末でのゲーム利用に関する調査結果を発表した。
それによると、米AppleのモバイルOS「iOS」や米GoogleのモバイルOS「Android」を搭載した端末でのゲーム利用と購入が勢いを増しており、
従来のポータブルゲーム機の立場を脅かしつつある。
2010年におけるiOSおよびAndroid搭載端末によるゲームの売上高は、米国ポータブルゲームソフトウエアの売上高全体の34%を占めた。
2008年のその割合はわずか1%だった。
一方、任天堂ポータブルゲーム機は、2008年に売上高全体の75%を占めていたが、2010年は57%に縮小した。
Flurryは、iOSおよびAndroid向けゲームの米国売上高が2011年末に10億ドルを超えると予測している。
iOSとAndroid向けフリーミアムゲーム(基本プレイが無料のゲーム)アプリケーションについて分析したところ、
有料アイテムの購入数は、10ドル未満のアイテムが全体の71%を占めた。
10~20ドルのアイテムは16%、20ドル超のアイテムは13%だった。
売上高ベースで見ると、10ドル未満のアイテムは売上高全体の31%を創出し、10~20ドルが18%、20ドル超が51%となっている。
購入1回当たりの平均購入金額は14ドルだった。
10ドル未満の層で最も購入数が多いのは9.99ドル、次いで4.99ドルのアイテムだった。
0.99ドルのアイテムは最も購入数が少なかった。
20ドル超の層を見ると、50ドルを超える高価なアイテムは全購入数の約5%だが、全売上高の約30%を占めている。
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