11/07/28 13:45:04.82
マンガ家浦沢直樹さんが、米国で大きな賞に輝いた。7月22日、カリフォルニア州サンディエゴで
開催された2011年のアイズナー賞(The Will Eisner Comic Industry Awards)の授賞式で、
代表作『20世紀少年』が国際賞海外アジア部門の最優秀賞(Best U.S. Edition of International
Material - Asia category)に輝いた。
アジア部門は米国で翻訳発刊されたアジアのマンガ、コミックスを対象にしており、2011年は
5作品が候補に挙がっていた。候補作は『20世紀少年』を含めて全て日本のマンガで、
『奇子』(手塚治虫)、『うさぎドロップ』(宇仁田ゆみ)、『「酔夢」ほか』(萩尾望都)、
『さらいや五葉』(オノナツメ)である。2004年にフランスのアングレームでの最優秀長編賞に続く、
国際的な賞の受賞である。
しかし、米国作品に交じって候補に挙がっていたベストコンティニューシリーズ賞(Best
Continuing Series:現在刊行中のベスト作品)、作家個人を対象とするベストアーティスト賞
(Best Writer/Artist)の受賞は逃した。アジア部門の受賞と複数のノミネートで存在感をみせる
一方で、5年連続ノミネートされたベストコンティニューシリーズ賞では受賞に届かず、
米国での賞という壁の厚さに阻まれたかたちだ。また、ベスト翻案賞(Best Adaptation from
Another Work)のノミネートになっていた『70億の針』(多田乃伸明)も受賞には至らなかった。
アイズナー賞は、米国のコミックス産業の振興と発展を目指し、優れた才能と作品、業界に
貢献した人物を顕彰することを目的としている。1987年にスタート、毎年コミコンの期間中の
受賞作品を発表、授賞式をする。コミックス業界のアカデミー賞とも呼ばれ、同分野で最も
重要な賞とみなされている。受賞対象は前年に発表された作品とし、最終決定は業界関係者の
投票によって決まる。
日本のマンガの米国出版が増えるに連れ近年ノミネートも徐々に増えているが、国際部門以外での
受賞はまだまだ少ない。2010年には『劇画漂流』(辰巳ヨシヒロ)が、最優秀賞実話部門
(Best Reality-Based Work)を受賞し話題を呼んだ。
アニメ!アニメ!
URLリンク(animeanime.jp)