11/06/29 23:25:40.03
カナダの税関は道徳警察の役割を果たしていることで悪名が高いが、今度、カナダに旅行に行くときは、
日本のマンガは、デジタルにしろ本にしろ、家に置いていったほうがよさそうだ。
Comic Book Legal Defense Fund(訳注:以下、CBLDF)は今日、カナダへ渡った際、ノーパソにマンガ
を入れていたことで罪に問われている米国人を守る取り組みを支援するため、協力体制を作ることを
プレスリリースで発表した。
(訳注:Comic Book Legal Defense Fund=コミックの作者たちの表現の自由を守るために1986年に
設立された米国の非営利団体。)
有罪判決を受けた場合、児童ポルノ所持の罪で最低1年間は刑務所に入ることになる。
以下、CBLDFのプレス・リリースから引用。
”事件の事実には、コンピュータ・プログラマーであり、熱心なコミック本のファンである20代の米国市民
が関わっている。彼は、米国の居住地からカナダに住む友人を訪ねようとしていたところだった。
彼がカナダの税関に到着した際、税関職員がアメリカ人の所持品の検査をした。ノーパソ、iPad、iPhone
もこの検査に含まれた。税関職員は彼のノーパソの中にマンガを発見、これを児童ポルノであると見なした。
被告の名前は、法廷戦術上の関係で秘匿するよう弁護士側から要請されているので、ここでは述べない。
問題となった画像は、すべてマンガ・スタイルのコミックである。あきらかな犯罪行為を示す写真のような
ものはない。にもかかわらず、逮捕令状が出て、ノーパソは警察に押収された。
結果として、このアメリカ人は、児童ポルノ所持とそれをカナダに持ち込んだこと、この2つの罪に問われる
ことになった。裁判で有罪になれば、彼は最低1年間服役することになる。この事件は、北米のコミックや
マンガに将来的に広い範囲にわたって影響をもたらすことになるかもしれない。”(本文抜粋)
とりいそぎ。
URLリンク(gyanko.seesaa.net)
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CBLDF to Defend American Charged in Canada (英文)
URLリンク(www.icv2.com)