11/06/15 23:22:40.34
「愛してるというセリフは文字で見るより囁かれた方が嬉しい」から、コーエーテクモゲームスの
恋愛ゲーム「ネオロマ」シリーズではボイス(声)が必須。設定もキャラも、何もかもを
「恋愛を楽しんでもらうため」に作っている。
シリーズに携わる塚口綾子氏は6月11日、乙女ゲームへの取り組みをコンテンツ文化史学会例会
での講演で語った。
ネオロマシリーズは1994年にスタートしたコーエーテクモゲームスの女性向け恋愛ゲームの総称。
「アンジェリーク」「遙かなる時空の中で」「金色のコルダ」など複数のシリーズを展開している。
同氏は入社から約15年、女性向けゲームの企画を担当し、「遙かなる時空の中で」を立ち上げた。
同シリーズの一番の売りは恋愛をすること。ゲームシステムも設定も、何もかもが、プレイヤーが
恋愛を楽しむために作られると同氏は言う。
重要な要素はボイス(声)、設定、男性キャラクター。ボイスは恋愛に臨場感を与えるため、
必ず入れるようにしている。「愛してるというセリフは文字で見るより囁かれた方が嬉しい」と塚口氏。
声優ファンの存在もここ数年で大きくなっている。2010年のアンケートでは、声優が購入動機の
1位だった(2 位がキャラクター)。「この人の声で恋愛がしたい」という理由でゲームをする人が
多いようだ。
世界観、主人公の設定、主人公と恋愛対象の関係、どういう状況で恋愛するのか、全体の雰囲気
(洋風・和風、甘い・切ない等々)なども恋愛を楽しめるよう設ける。主人公にセリフがあるかなど
(プレイヤーの主人公への)移入度も考える。
キャラクターは「そのときの自分の欲求を満たす一番重要な相手」なので気を遣って作っているという。
Excelで表を作りながらバランス(真面目すぎず、ナンパすぎないといったように)を取り、
特にメインのキャラクターは、クールなキャラクターと親分肌なキャラクターというように
徹底的に対比させる。
ちなみに、1回のプレイで全キャラクターを攻略してエンディングに到達するプレイヤーもいるが、
塚口氏はできたことがない。「開発者なので(完全攻略の)タイムテーブルが作れるはずなんですけど、
なんかうまくいかないんですよ」。プレイヤーが作った攻略ページを見て、こんなに計算しているのかと
感心しているという。
(>>2以降に続く)
●ソース:ITmedia 2011年06月13日 11時49分
URLリンク(nlab.itmedia.co.jp)