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豊郷町の宮川石油(宮川博史社長)は6月からの土日・祝日、電気自動車(EV)のレンタカーサービスを始める。旧豊郷小やその周辺には、テレビアニメ「けいおん!」ファンが訪れており、
貸し出すEVの車体にはアニメの登場人物が描かれたマグネットも貼る。また平日は町に貸し出し、公用車として使われる。
EVは、二酸化炭素を排出しない次世代型自動車として注目されているが、購入費用が高く、充電器などのインフラ整備が遅れていることなどの問題がある。
県は2台のEVを公用車として利用。近隣では愛荘町が導入しており、彦根市も今夏の購入を予定している。
一方で、宮川石油と豊郷町が土日祝日と平日で使い分ける「官民EVカーシェアリング」は県内でも初めてだという。
旧豊郷小は、校舎が「けいおん!」で登場した平成21年4月以降、多くのファンが訪れており、車体にキャラクターなどを塗装したりした「痛車」での来場が増えている。
地元のレンタカー需要も高いという。
宮川石油は国から補助を受けて、1台を購入。車種は三菱の「アイミーブ」=写真。レンタル代は15分500円。
宮川社長は「弊社はガソリンを販売しているが、電気自動車のすばらしさにひかれ、普及させたいと思い購入した。
是非使ってほしい」と話している。問い合わせは宮川石油℡0749(35)2561。
ソース:滋賀彦根新聞
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