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(>>1の続き)
ネット連動型のライブイベントの拡充を目指して7月に新設されるのが台湾の大会議で発表した
「ニコファーレ」だ。2007年に閉店した東京・六本木のディスコ「ベルファーレ」の跡地に開設する予定。
立ち見で250人を収容できるスペースの壁面4面と天井にLEDモニターを設置して、ニコニコ動画に
投稿されているコメントなども表示できるようにする。
ドワンゴが5月22日に発表したニコニコ動画のID登録者数は2180万人。ライブ映像を優先的に
見られるなどする有料のプレミアム会員は126万人となった。こうしたネット視聴者向けに、
有料で特殊なコメントを付けられるようにしたり、アーティストに花を贈ったりできる機能を
付加したりする予定。「リアルのライブに収容できる観客の数は少なくなるが「その分バーチャルの
キャパを増やす」(二ワンゴの杉本誠司社長)。配信キャパシティは秋までに、1.7 倍に増やす計画だ。
杉本社長は台湾公演を「ニコニコ動画のライブイベントとして世界に飛び出すための第一歩」と
位置づける。ニコニコ大会議は終了したが、2012年には千葉県で「ニコニコ超会議」を開催する
計画も発表した。従来の音楽ライブだけではなく、アニメやゲーム、政治、討論など、
ニコニコ動画のさまざまなコンテンツを一同に会するイベントを目指す。
こうしたイベントを展開しながら視野に入れるのが海外進出だ。
ニコニコ動画には、台湾が26万人、韓国と米国に8万人、香港に7万人、中国には5万人の登録者が
いる。台湾版は2007年10月から提供しているほか、海外の日本関連イベントにニコニコ動画を
紹介するブースを設置するなどして利用者の拡大を図ってきた。リアルのライブは数百人規模でも、
海外からも広くネット視聴者が集まるようになれば、ライブ事業の可能性は計りしれない。
(以降に続く)