【アニメ産業】「クールジャパン」の行方、縮小続くビデオソフト市場at MOEPLUS
【アニメ産業】「クールジャパン」の行方、縮小続くビデオソフト市場 - 暇つぶし2ch1:無限の薫製φ ★
11/06/03 09:41:48.17
 文化科学研究所の調査によると、2010年のビデオソフト(DVD、ブルーレイ・ディスク)の
市場規模は5,307億円で、2009年と比較して7.6%減少した。このうち、セル市場は2,635億円
(1.5%減)、レンタル市場は2,672億円(12.9%減)と推計されている。

 一方、ビデオソフト販売がピークだった05年の市場規模は6,702億円だった。この5年間の
うちに、20%以上も市場が縮小したことになる。なお、05年のセル市場は3,124億円、
レンタル市場は3,578億円で、セル、レンタルとも大きく減少していることが分かる。

 これについて、「00年代の半ばにかけてDVDプレーヤー&レコーダーが普及し、特にセルDVD
市場が急拡大した。しかし、需要が一巡したことで、現在では縮小傾向が続いている」
(業界関係者)との声が出ている。

 セルDVD市場の拡大を受け、00年代前半から半ばにはGDH、プロダクションIGなど、アニメ
制作会社の株式上場が相次いだ。「クールジャパン」が話題になったのも、このころだ。
アニメDVDの売上増から業績が拡大し、さらなる飛躍を求めた上場だったが、実際は00年代
後半になって失速。GDHは債務超過から上場廃止になり、プロダクションIGはコミック出版社
のマッグガーデンと経営統合しIGポートとなっている。

 そのほかのアニメ制作会社も、トムス・エンタテインメントがセガサミーホールディングス
に完全子会社化されて上場廃止になった。「クールジャパン」として日本のゲーム、コミック、
アニメなどポップカルチャーが世界的に注目され、今後、有力な輸出産業に育成していくとの
計画もあるが、実態は厳しい状況だ。

 その中で、好業績が目立っているのが、60年以上もの歴史を持つ老舗のアニメ制作会社、
東映アニメーションである。女の子向けに「プリキュア」、男の子向けに「ワンピース」が
ヒットし、関連商品販売も好調だったことから、前3月期の連結営業利益は42億円
(前々期比80%増)と大幅増加した。

 DVD販売が好調だったころは高年齢層向け作品が中心だったが、やはりアニメは子ども
のものかもしれない。しかし、アニメをはじめとしたコンテンツ業界はヒットの有無に
より業績動向が大きく左右される傾向がある。

いったんヒットした作品も永遠に人気が続くわけではなく、東映アニメも今期について
営業利益22億円と、大幅減益を見込んでいる。現状ではまだ「クールジャパン」の言葉が
独り歩きしている印象がある。


モーニングスター
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