11/05/31 11:35:22.75
アニメやゲームのキャラクター(キャラ)への愛情を意味する「萌(も)え」。
近年のアニメ文化の盛り上がりを背景に、徳島県内でもアニメ風の少女を主とした「萌えキャラ」が“増殖”中だ。
自治体や民間企業が地域おこしや利用客増を狙って採用し、自衛官募集のPRにまで登場する人気ぶり。
景気低迷が続く中、地盤沈下が叫ばれて久しい徳島で、彼女たちは“救世主”となるのか?
県内でのアニメ文化の盛り上がりは、09年4月にアニメ制作会社の「ユーフォーテーブル」(東京)が、
徳島市にスタジオを開設したのが一つのきっかけになった。同年夏の徳島市の阿波踊りでは、
同社がデザインした、少女キャラ入りのPRポスターが話題をさらい、
同10月にはアニメの仮装や音楽などを楽しむイベント「マチ☆アソビ」も同市で始まった。
地方でのアニメイベントとしては画期的で、今年5月で6回目を数え、毎回、多くの若者を集める。
この盛り上がりにあやかろうと、萌えキャラを採用したのが、「萌え」からは遠いイメージの自衛隊徳島地方協力本部。
昨年から自衛官募集のポスターにアニメ風の少女が“出演”する。今年のポスターは「今どきの萌える就職先」と題し、
北海道で勤務する自衛官がデザインした女性自衛官キャラが愛らしく描かれる。
同本部募集課の明口浩章計画班長(47)は「中高生ら若者が、親近感を持ってくれれば」と話す。
徳島と和歌山を結ぶ南海フェリー(和歌山市)にも今年、女子高生キャラ「高野きらら」と「阿波野まい」の2人が誕生。
「趣味は旅行とお菓子作り」など詳細なプロフィールも作る凝りようで、キャラのポストカードを配るキャンペーンも実施。
「反響は大きく、カードのための乗船客もいたほど」と担当者も手応えをつかむ。
一方、ユーフォーテーブルの進出前の08年から、勝浦町で特産の貯蔵ミカンをPRするのが「ちょぞっ娘(こ)」。
他県で米をPRする同様の取り組みにヒントを得たという。
今年3月に町内にオープンした道の駅「ひなの里かつうら」では、「ちょぞっ娘」が描かれた紙バッグも販売され、活躍の場は広がるばかり。
道の駅で販売を担当する木島大輔さん(25)も「貯蔵ミカンの知名度アップがこの子の使命」と期待を込める。
今年10月には徳島市でアニメ映画祭が開かれ、市が費用の3000万円を支出するなど、アニメ文化にあやかる動きは今後もまだまだ続きそう。
こうした状況について、徳島経済研究所の竹中淳二事務局長(56)は「キャラやイベントをきっかけに徳島が注目され、
来県者が増えれば、周囲も巻き込んだ地域経済の活性化も期待できる」と話している。
【大原一城】
自衛隊徳島地方協力本部に張られた自衛官募集ポスター
URLリンク(mainichi.jp)
毎日jp(毎日新聞) 2011年5月30日
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