【映画】震災の影響が大きかった3月公開作品 「塔の上のラプンツェル」は女性層を中心にヒットat MOEPLUS
【映画】震災の影響が大きかった3月公開作品 「塔の上のラプンツェル」は女性層を中心にヒット - 暇つぶし2ch1: 【東電 65.4 %】 @あやめφ ★
11/05/25 02:11:31.33
■ 震災のダメージを最も受けた「ドラえもん」

3月11日以降、世間は映画どころではなくなってしまったのだ。そうした世情を反映してか、
春休み映画の興行も芳しくない。いや、映画館があってお客さんが来ないのならばまだしも、
映画館そのものが被災してしまい、春休み上映を決めていたのに、それが出来なくなって
しまったところが、少なからずあったのだ。

最もダメージを受けたのは、東宝の「ドラえもん/新・のび太と鉄人兵団」だろう。震災前の
3月5日から368スクリーンでスタートしたものの、震災のあった週末での上映スクリーン数は
261と、107スクリーンの減少。翌週からは復旧した映画館が戦線に戻り、スクリーン数は
増え出すが、主要観客が子供たちであることが裏目に出た。意思決定は子供が、入場料金は
親が出すのがファミリー番組の相場だ。ところがここまで大きな地震が起きると、親たちとしては、
レジャーのみならず、外出そのものを控えるようになる。

現時点での興行収入は、約24億円。厳密にはまだ上映中の映画館があるので、今後
増収されるだろうが、前作「のび太の人魚大海戦」が興収31.6億円をあげたことと比べても、
このダウンは痛い。

「新・のび太と鉄人兵団」のオープニング成績は、2日間計4億4631万円で、興収32.8億円をあげた
リニューアル第一弾リメイク「のび太の恐竜2006」の4億3303万円を上回る出足である。
もし震災がなければ、30億円を上回ることは確実だっただろう。

と同時に、そうしたアクシデントのダメージがここまで大きく興行を左右するのであれば、
内容的な面でも、ある種の危機管理が必要なのではないだろうか。今回は自然災害に
起因するアクシデントだが、「ドラえもん」シリーズの場合、少子高齢化・人口減といった
社会現象への対策が必要とされているのは言うまでもない。

■ 女性層中心に25.5億円をあげた「…ラプンツェル」

12日からスタートしたディズニー・アニメ「塔の上のラプンツェル」は現時点で興収25.5億円と、
「ドラえもん」を超える好稼働を記録した。

オープニング成績は、震災の影響もあって全国370スクリーン計約1億4200万円と特筆すべき
額ではなかった。ところが「…ラプンツェル」の場合、復旧した映画館が戦列に加わり、2週目
412スクリーン、3週目531スクリーン、4週目529スクリーンと上映館数が増加。それに従い
興行収入も伸びを見せた。

もうひとつ、同じウォルト・ディズニー・ジャパン配給の「少年マイロの火星冒険記 3D」が記録的な
不入りとなり、「…ラプンツェル」をゴールデン・ウィーク後も上映する映画館が続出した。
そしてその分の興収が上積みされるという、配給会社としては苦笑するしかないラックが
あったことも書き添えておこう。

「ドラえもん」とは対象的で、ファミリー・ターゲット作品が休日偏重・短期決戦の興行展開に
ならざるを得ないことに対して、女性層が多ければ平日もある程度の動員が期待でき、
レディースデーという強力な集客日もある。加えて3D映画故、従来より入場料金は高めで、
これが客単価をアップさせた。

そのベースとなっているのは、なんと言っても作品そのもののクォリティの高さ。そして日本語
吹き替え版の中川翔子の存在だ。女性層にもファンの多い彼女の起用は大正解。声の演技も
すこぶる巧みで、ラプンツェルのキャラクターと違和感を感じることはなかった。
吹替版入場者数は全体の93.0%を占めたという。

アニメ!アニメ!ビズ(一部略)
URLリンク(www.animeanime.biz)


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