10/12/16 13:22:00
読んだ人の中には、懐かしの「マイコンBASICマガジン(ベーマガ)」を思い出した人も
多かったのではないでしょうか。
「ゲーム製作の雑誌ってないよね」―そんなTwitterのつぶやきから始まった、中高生向けの
ゲーム製作雑誌「がまぐ!」が本日12月15日、新たに創刊されました。といっても書店で
売られているような「紙の雑誌」ではなく、ファイルはPDF形式、いわゆる「電子書籍」の形で
公開されており、誰でも公式サイトから無料でダウンロードすることが可能となっています。
創刊号の内容は、巻頭の「ゲームとは何か」にはじまり、「コンピュータゲームの基本構造」、
「ゲームデザインの基本」、「Java+Swingの基本」、「C#+XNAの基本」など複数の章で構成。
巻末には「ベーマガ」時代を思い起こさせる、「投稿ゲーム」コーナーもあります。
対象ユーザーは主に中学生~高校生とのことで、ゲームの製作経験がない人にも比較的
分かりやすい内容にまとまっているのが特徴です。
編集長はゲームクリエイターの土本強さん(@117Florian)で、ほかにも現役の作曲家や
ゲームプログラマー、ライター、イラストレーター、専門学校の講師など様々な人が執筆には
関わっているそう。中には「ABA Games」の長健太さん(@abagames)をはじめ、ライター・
ゲームデザイナーとして活躍中の岩崎啓眞さん(@snapwith)、「ONION software」の
おにたまさん(@onionsoftware)といった有名な方の名前もあり、執筆陣の顔ぶれは
かなり豪華と言えそうです。(中略)
今後の発刊スパンについては、今のところ年4~6回を予定しているとのこと。「ベーマガ」が
休刊になってしまっている現在、こうした初心者向けのゲーム製作雑誌は書店から完全に姿を
消してしまいました。果たして今後「がまぐ!」は、“電書時代”の新たな「ベーマガ」になれるのか、
第2号以降の内容にも注目していきたいところです。
ITmedia Gamez
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ゲーム制作雑誌 がまぐ!
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