11/01/02 14:59:10 gWeqLwfG
「表現の自由」という観点からすれば、本当に重要なのは「○○が好きかどうか」じゃなくて、
「嫌いな表現をどれだけ許容できるか」なんだがな。
表現の自由の敵は、「自分の嫌いな表現を弾圧しようとする者」であって、「○○が嫌いな者」ではない。
○○が嫌いだったとしても、○○の表現を守るべく行動してくれるのならば敵ではない。
逆に、「○○が好きな者」であっても、「××は嫌いだから規制しろ」とか言う者は表現の自由の敵だ。
ただ、現実的には、「好きでもない表現を守るために全力になれる者」なんて滅多にいないから、
基本的には「○○が好きな者」に頼ることになるのだが。
しかし、例えば「漫画が好きだからこそ、エロ漫画のように漫画の品位を落とす物は無くなるべき」のように、
「○○が好き」といいつつも「自分の好きな○○以外は無くなってもいい」と考える者もいるだろうから、
「○○が好き」というだけでむやみに信用すべきでもない。
勿論、「本当に客観的に見て規制されるべき表現」というのもあるから、
「本当にあらゆる表現を受け入れろ」というわけではないが、
そのような表現の規制は必要最小限でなくてはならない。