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久喜市鷲宮地区で２８日に開催されるオタク対象の"婚活"パーティー「オタ婚活」
（埼玉新聞社協力）に応募者が殺到、男女各２０人の定員に全国から計５０１人の
申し込みがあった。主催する鷲宮商工会青年部事務局は「予想をはるかに超える反響に
びっくり。次回の開催も検討したい」と話している。
アニメや漫画で人気の「らき☆すた」の舞台として有名になった鷲宮地区。訪れるオタクから
「結婚や恋愛に興味があるが、出会いがない」といった声が出て、初めて企画された。
１０月１９日から今月５日にかけて参加者を募集。男性は何かしらのオタクである人、
女性はオタクもしくはオタクに理解がある人が条件だった。当初は「鷲宮に来るファンは
ほとんど男性。女性が集まるか心配だった」として、参加費を男性８千円、女性無料に設定。
ところが「男女差別だ」などの声もあり、男性６千円、女性千円に修正した。
定員割れを危惧（きぐ）し、オタクが集まる秋葉原でのビラ配りも検討していたという。ふたを
開けてみれば、男性１９・３倍、女性５・７倍の倍率。落選した公務員男性は「好きなアニメの
話で女性と仲良くなれると期待していたのに…」と残念そう。同事務局は「２次元の世界に
親しむオタクも、心の中では異性との出会いを求めている。彼らの真剣さが伝わってきた」と話す。
当日はそば打ち体験や食事会などで交流を深め、告白タイムに臨む。見事カップルになった
男女には特典として、埼玉新聞社から土師祭らき☆すたＴシャツが贈られる。
■ソース: 埼玉新聞 2010年11月26日
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コスプレーヤーらでにぎわう鷲宮神社 (画像)
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