10/11/22 18:29:45
県が制作を進めているオリジナル観光PRアニメーションのヒロイン「サクヤ」のデザインが決まった。
県は「県民参加のアニメ」を目指し、サクヤなど物語に登場するキャラクターのせりふを吹き込む
声優を募集することにした。アニメは来年3月から県のホームページなどで公開され、
観光案内施設でもDVDで上映される。
県観光課によると、物語にはサクヤのほか県のマスコット「コバトン」など
県内自治体の「ゆるキャラ」が登場。サクヤやコバトンらが、埼玉の観光資源や
B級グルメなどを支配しようとする謎の組織から守るストーリーという。
ヒロインのサクヤは、古事記などに登場する女神「コノハナサクヤ姫」にちなんだ
アニメ用のキャラクター。竜神と人間との間に生まれた半神半人の美少女で、
巫女(みこ)の姿に近く、勾(まが)玉のネックレスをしているのが特徴。
神社の絵馬に描かれた絵を呼び出し、実体化させる不思議な力を持つという設定になっている。
サクヤのデザインは一般公募で決まった。県内外からプロを含む61点の作品が寄せられ、
県内在住のペンネーム「みやの」(本名非公表)さんの作品が採用された。
アニメは1話5分程度の4話で構成。募集する声優はサクヤをはじめ、
埼玉の観光資源などを乗っ取ろうとする謎の組織のボス、アナウンサー役の3人。
ほかのキャラクターの声優を兼務することもある。男女、プロやアマチュア、年齢は問わない。
県外からの申し込みも可能。12月中旬、さいたま市内でオーディションを開く。
来年1月と2月にそれぞれ2日間程度の収録がある。申し込み受け付けは30日まで。
問い合わせは県観光課(TEL048・830・3957)へ。
埼玉新聞
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