10/10/14 20:51:07
ヤマハ株式会社は14日、歌声合成ソフト「VOCALOID」の合成エンジンソフトを使用した
iPadアプリ「iVOCALOID VY1」とiPhoneアプリ「iVOCALOID VY1t」を開発したと発表した。
すでに開発は完了しており、早い時期に提供を開始したいとしているが、
具体的な発売日や価格は未定。
音声合成データベースにはビープラッツ株式会社の「VY1」を使用しており、従来よりもクリアな滑舌と
力強く伸びのあるロングトーンが特徴という。また、ユーザーが入力した日本語の歌詞や音程に
対応できるよう、160MBを超える大容量音声データベースも搭載した。入力方式は
「iVOCALOID VY1」ではピアノロール方式、「iVOCALOID VY1t」ではピッチカーブ方式を採用。
歌詞の入力や音程の指定をタッチ操作で行える。
「iVOCALOID VY1」では、伴奏同時再生機能を搭載しており、合成した音声と伴奏を同時に
試聴しながら楽曲制作できるようにした。また、メール送信機能を搭載。iPadで制作した楽曲を、
VOCALOIDソフトをインストールしたPCに送信して制作作業を続けられる。
ヤマハでは同日、機器組み込み用のハードウェア「VOCALOID-board」を開発したことも発表した。
VOCALOIDと同等の機能を持っており、介護ロボットやエンターテインメントロボット、
音響機器など、さまざまな機器にVOCALOIDの歌声・音声合成機能を組み込めるとしている。
ヤマハでは、東京都江東区の日本科学未来館と東京国際交流館で10月14日~17日に開催されている
イベント「DIGITAL CONTENT EXPO 2010」において、「iVOCALOID VY1」「iVOCALOID VY1t」
「VOCALOID-board」を10月15日より展示する。
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URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
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