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○オタクの世代区分
第一世代:60年代に10-20代/学生運動世代~ヤマト世代
オタク文化の基礎を作った世代。社会問題意識が高く、
反体制意識も強い。マンガ、アニメ、特撮、SFといったメディアを
その表現手段にし、オタク文化の理論武装、思想闘争を繰り広げた
現在では脱落者も多いが、現在のオタクメディアや制作のトップなどには
第一世代が多く存在する。現在でもオタク文化を陽に影に支える屋台骨
第二世代:70-80年代に10代/ヤマト・ガンダム世代
第一世代の背を見て育った直系世代。先代の社会問題意識や理論武装、
思想闘争を継承しつつオタクのインナー化、趣向の細分化と共に多様化を進め
オタク文化の基礎を確立するのに最も活躍した世代。特記すべきは宮崎勤事件
によるオタクバッシングの直撃世代であり、オタクコミュニティと社会を対項化(もしくは
社会を警戒・敵視)する意識が強く、対社会の理論武装を行った。しかし、彼らの
時代にコミケが規模拡大し、オタクショップが街中に作られていってもいる
そういう意味ではオタクの黎明期を間接・直接に知る最後の世代
第三世代:90年代に10代/エヴァ世代・コミケバブル世代
オタク文化の普及に伴って第一・第二世代とはやや断絶してオタク文化に
大量に流入した世代。生まれる前からコミケやオタクショップが存在した世代であり、
オタク文化の黎明期を知らない、垢抜けた世代でもある。社会問題意識も大分
薄れたが、オタクバッシングを間接・直接に体験しており、警戒意識はある
特記すべきは現在の萌え系文化のベースを作った世代である。またPCやネット
普及の恩恵に預かり、第二世代の一部と共にオタク分野を中心にネット文化の
発展を現在もリードしている世代
第四世代:00年代に10代/ゲーム世代・メイド喫茶世代・電車男世代
第三世代を追いかけて流入してきたオタク世代。すでに十分発達したオタク系
メディアによるイニシエーションでオタク化を遂げ、上の世代とはやや断絶がある
ゲーム系からの流入が多く、コスプレ、またボーカロイド(DTM)などマルチメディアに
オタク文化を拡大させている現在の主力世代。オタク系ショップ、コミケ、ウェブの
普及に加えマスメディアがオタク文化をもてはやす社会環境でオタクになったため、
社会とオタクを対項化する意識は希薄で、再び浮上してきた表現規制問題など
オタクバッシングに対する問題意識の確立には教育と価値の再発見を要する
第五世代:00年代に10代/パフォーマンス世代
第四世代の亜種。メイド喫茶やオタク系メディアによるイニシエーションで、以前なら
原宿系や渋谷系であったり、アイドル趣味であったりしてオタクの属性を持たない
はずの別の人種がオタクになったもの。またそれらの文化の衰退に追われるように
オタク文化に流れこんできた世代。上のオタク世代とは価値観が隔絶しており、
路上コスプレ撮影会やイベント会場におけるヲタ芸などパフォーマンス傾向が強く、
オタクであることを自己顕示欲を満たすためのファッションと捉える傾向が見られる
オタクを巡る問題意識は希薄。自己中心的で同胞意識も弱い