【調査】アニメ制作会社の収入は2年連続減、2005年以前の水準まで落ち込む パチンコ業界関連企業は好調at MOEPLUS
【調査】アニメ制作会社の収入は2年連続減、2005年以前の水準まで落ち込む パチンコ業界関連企業は好調 - 暇つぶし2ch1:あやめφ ★
10/08/19 18:51:36
帝国データバンクでは、2010年7月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」から、
アニメの制作を主業とする会社を抽出し、収益動向・所在地・規模などについて調査・分析を
行った。なお、同様の調査は今回が初めて。

1.収入高総額の推移―2007年度をピークに減少傾向

過去5期分の業績が判明した主要118社の収入高総額の推移をみると、最新期である
2009年度の収入高総額は前年度比3.9%減の1648億3000万円となり、2007年度をピークに
漸減していることがわかった。いわゆる「萌え系」を中心としたアニメブームがはじまったとされる
2005年度の水準を割り込んだ。不況によりDVDやキャラクター商品の販売が低迷しており、
制作会社を取り巻く環境は年々厳しいものとなっている。

2.収入高の前期比較―「増収」ではパチンコ業界と取引のある会社が目立つ

直近2期の収入高の増減をみると、2008年度は「増収」企業が(134社中)51社であったのに対して、
2009年度は38社まで減少した。一方で「減収」企業は前年度並みで推移し、総じて減収傾向に
あったといえる。

特に「(収入高)1億円未満」では「減収」が「増収」の2倍近くまで達しており、キャラクターの
商品化権などの版権収入が期待できる大手に比べて、それが望めない中小では、制作収入の
減少が経営を直撃する形となった。

「増収」企業の中では、パチンコ業界と取引のある会社が目立った。同業界と取引を持つ
21社をみると約半数が増収となっており、パチンコ台の版権収入や、液晶画面用の映像作成の
受注などが好材料となった。

6.まとめ

「萌え系」を中心としたアニメブームは終息し、深夜アニメなどの放映枠は減少傾向にある。
それに加えてインターネット上に氾濫する無料動画サイトの存在もあり、収益の大半を
DVD販売で回収する従来の事業モデルでは収益の見込みが立たなくなり、出資者が集まらずに
アニメ制作自体が行いにくくなっているのが現状だ。

このようにテレビアニメの放映数が減少する一方で、映画作品は好調である。2009年は
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『サマーウォーズ』、『ワンピースフィルムストロングワールド』
などがヒットしており、それぞれ数十億の興行収入を上げている。また、上映館数が数館から
数十館という小規模で公開された作品がマニア層を中心にヒットするケースも増えており、
新たなビジネスモデルとして注目されている。注目の『借りぐらしのアリエッティ』をはじめとする
アニメ映画が縮小する市場を食い止めることができるのか、今後の動向が期待される。

帝国データバンク(一部抜粋)
URLリンク(www.tdb.co.jp)


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