10/07/22 18:09:36
JR東静岡駅周辺で、商店が駐車スペースへの無断駐車に苦慮している。原因は、近くに
完成したアニメ「機動戦士ガンダム」の立像目当てのファンとみられ、立像が完成に近づいた
6月中旬から目立って増えたという。立像は24日から始まる静岡市が主催するイベントの呼び物。
実際、東京・お台場で昨夏、初展示された際には約2カ月で約415万人を集めており、
一部の店は警備員を配置するなど自衛に出ている。
立像は高さ約18メートル。JR東静岡駅北側にある「東静岡広場」で4月から組み立て作業が
始まり今月初旬、完成した。
約90万人の来場者を見込んでいる「世界の模型首都・静岡ホビーフェア」(会期は24日~
来年3月27日)の目玉で、来年1月10日まで出展される。来場者は立像に直接触れられるほか、
初展示時にはなかった装備「ビームサーベル」を持たせ、照明も凝らすという。
開会前は立像のある敷地の周りは塀で囲われ、立ち入ることはできないが、パーツの組み立てが
ほぼ終わった6月中旬ごろから、近づけばビルなどのすき間から姿を望めるようになった。
近くの商業施設の担当者によると、駐車場に迷惑駐車が目立つようになったのも、このころ。
客でもないのにちゃっかり車を止める人が増え、週末は100台分のスペースがほぼ満車に
なることがあるという。このため店側は「来店者がきちんと駐車できるスペースを確保したい」と
週末を中心に、警備員3人を新たに配置した。
近くの飲食店でも午前11時半の開店前から駐車場に止まっている車が増えたといい、
店員の女性は「もっと多くなったら対応を考えないと」と話した。
こうした事態を受け、市も無断駐車をやめるよう呼びかける看板を立て、会期中は電車や
バスなど公共交通機関で来場するよう訴えている。計約500台を収容できる無料の駐車場も
2カ所設け、会場とは有料バスで結ぶことにしている。
毎日jp
URLリンク(mainichi.jp)
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