11/07/27 07:31:54.82 4lYp9QBU
逆転口火！松井秀、週間ＭＶＰ“御礼”打
URLﾘﾝｸ(www.sanspo.com)
勝利の味は格別だ。ヤンキースタジアムを埋めた約４万６０００人の前で５安打を放ちながら敗れた前日とは対照的に、１万１０００人の本拠地で１安打。それでも松井は上機嫌だった。
「３万５０００人くらい入ってましたか。気のせいかな。（歓声が）それくらい聞こえていました。集中打が出た回の最初だったのでよかった」
５打席で唯一の安打が逆転劇を生んだ。２点を追う七回一死でレイズの３番手左腕、Ｊ・Ｐ・ハウエル投手（２８）から「ちょっと沈むような球。低かったけど、コースが甘かったのでうまくついていけた」という技ありの中前打で出塁。
１点差に迫るホームを踏み、プロ野球では歴代３位に相当する日米通算１５２３得点を記録した。
試合前には、ヤンキース時代の２００５年以来６年ぶり４度目となる週間ＭＶＰの受賞が発表された。「自分のいいときの状態に近い」という松井は打撃だけでなく、左翼守備でも勝利への執念を感じさせる“トリックプレー”を連発した。
「あれは得意技。昔アウトにしたことがある」と悔しがったのは三回、デスモンド・ジェニングズ外野手（２４）の左越え二塁打だ。頭上を越されると判断するとフェンス際で振り向き、捕る動作をしてからクッションボールを処理。
スピードを緩めさせ、二塁で刺すことを狙っていた。
五回にはヤ軍時代の同僚、ジョニー・デーモン外野手（３７）の左翼線への打球をショートバウンドでスライディングキャッチ。グラブを掲げて直接捕球をアピールしたが、「（審判を）だませるかと思ったけど、しっかり見ていた」と安打の判定は覆せなかった。
「今週はここ（本拠地）にいるわけですから、先週と同じようなプレーをできるようにしたい」と松井。本拠地のファンもＭＶＰ級の活躍を見たがっている。